サラリーマンの場合は年末調整で所得税の過不足が精算されますが、年の途中で退職をした場合には所得税の納め過ぎとなっているケースがあります。
この納め過ぎの所得税は、翌年になってから確定申告すれば還付を受けられるのです。
今回の記事は私の経験を元にした確定申告の薄口解説となっています。
興味のある方は最後までお読み下さい。
先ずは必要書類を揃えましょう
退職時に会社から発行された源泉徴収票や、生命保険等の控除証明書などを用意しましょう。

他にも、医療費など控除が受けられる対象が色々あるようです
国税庁のホームページにアクセス
次は難しいことは考えず、国税庁のホームページにある確定申告書作成コーナーにアクセスします。
マイナンバーカードの有無や提出方法、控除が受けられる対象など個人によって違いがあるので、これという説明は出来ませんが、とにかくわかりやすく入力できるので迷わずトライの精神です。

おいおい、いくら薄口解説とは簡単過ぎない?

個人の条件によって説明が複雑になるので、大元で確認するのが一番なんだよ
それにかなり分かりやすく解説されているからね
私の場合
私の場合は3月末の退職だったので明らかに年収が少なく、月収をベースに推定された年収により所得税が徴収されているので還付は確実、「やらなきゃ損」って感じです。

WEBの確定申告作成コーナーに必要書類を入力すると還付される金額がわかりますよ
WEB上での確定申告書作成は想像以上に簡単でした。
ただ自宅には印刷環境が整っていなかったで、そのデータをPDF化してUSBメモリーに保存し、コンビニで印刷後して直接税務署に持ち込む方法を選択しました。
電子申告(e-tax)を利用しなかった訳
最も手間要らずな申告は電子申告(e-tax)を利用なのですが、単純に良く分からなかったし、間違いがあった場合に面倒なことにならないか心配だったため、今回は利用を回避しました。
直接持ち込むメリット
持ち込みは手間ですがメリットもあります。
提出書類確認や添付する証明書確認、さらには書類作成のアドバイスを受けることも可能です。
ただし、書類の確認や相談を利用するためには事前予約、または当日配布される整理券をもらい順番待ちをする必要があります。
確定申告の時期(2/16〜3/15)の混雑を回避する方法
確定申告の期間の税務署は恐ろしい混雑でした。
しかもコロナの影響で一度に会場に入ることができる人数が制限され、入り口で整理券なるものが配布されており長蛇の列ができています。
しかし、事前に「国税庁公式LINE」により事前に入場日時の予約をしていたので、長蛇の列の横から涼しい顔で入場できました。

もっというと、還付申告はこの時期(2/16〜3/15)以外でも可能だったようで、混雑や事前予約が嫌な方は年が明けたら直ぐに行くと良いでしょう
さらに、行ってみて分かったことですが、提出のみなら事前予約なしで出来たようです。

簡単な添付書類の確認もしてくれるので、私レベルの還付申告ならそれで十分だった気がしました
まだ間に合うかも
退職から数年経過したので還付を諦めている方はいませんか?
所得税等の還付申告は翌年の1月1日から5年間行うことができます。

過去に退職し年末調整を受けていなかった方、住宅ローン控除を受けていなかった方、医療費が一定以上あった方など、もう一度確認してみて下さい
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