中高年の間でバイクブームが再燃しているようです。
ところで、ブームに乗ってリターンライダーになったものの「何を着て乗ったらいいのだろうか?」と悩んでいる中高年ライダーは多いのではないでしょうか。

何を隠そう私もその一人
ネット上で若者に受けるバイクファッションを調べるもイマイチしっくりと来ていないのです。
今回の記事は中高年でリターンライダーになったものの、「何を着て乗ったら良いのか?」とお悩みの方に向けて書いています。
興味のある方は一緒に考えてみませんか

ちなみに私は、20代の頃はカワサキのZ系旧車に乗り、30〜40代はオフロード沼にハマり林道から草レース、更にはMFJモトクロスに参戦。
40代半ばにモトクロス練習中の怪我でバイクは一度引退しましたが、50代に入り老後の楽しみとしてリターンライダーとなりました。
いかにもライダー的なウエアを着こなす自信がない
メーカーのデカいロゴが入ったブルゾン、イカついバトルスーツ、ワイルドなライダースと皮パン、サーキットから抜け出したような革ツナギやモトパンにジャージとモトクロスブーツ…それぞれの良さや必要性は理解出来るけど、何となく敷居が高いというか気恥ずかしいというか。
これらを否定するつもりは全くありませんが、50代から仕切り直したライダーには荷が重すぎなのです。
安全性は重視したいけど面倒なのはイヤ
仕事や家庭を考えると安全は大切な課題ですが、安全性に拘ったウエアは機能性が優先されており、何となく格好良く着こなす自信がありません。
また着ることや身につけることが面倒になって、バイクから遠ざかってしまっては本末転倒です。

安全運転を重視することの方が大切じゃないかな
海外のライダーが格好良いのはなぜ

雑誌やネット上でみる海外のライダーってお洒落で格好良いですよね。
体型が日本人、こと50代のおじさんが真似をしても痛いだけというツッコミはさて置き、よく観察すると意外とラフな格好で乗っていることに気づかされます。

そうなんです、普段着的な服でバイクに乗っているんですよ。

短パンやTシャツなど驚くほど軽装なライダーもいてビックリしますよね
コスパを考えるとバイクのためだけの服装は勿体無い
バイク専用のウエアはお値段も高めです。
またバイクに乗るためだけにしか着られないのならコスパは非常に悪いですよね。
確かに機能面や安全性から考えるとバイク用ウエアは優れていますが、ストリートを中心に走られているライダーであれば、そこまでの機能の必要性はないかも知れません。
だとすると普段着やバイク以外の趣味とリンクするような服装を考えてみるとコスパはかなり良くなると思います。

タンスを探してみたら良いのがあるかもね
普段着で乗ってみよう

「ライダーはこうあるべき」という考えは捨て、普段着でバイクに乗ってみるのはどうでしょう。
私の場合、リターンライダーになる際に色々とバイク系のウエアを考えましたが、費用の関係で妥協し仕方なく手持ちのアウトドア的なファッションでバイクに乗ることになりました。
ところが、これが意外と快適なのです。
汎用性のあるアウターをベースに肌寒い時にはインナーなどを重ね着するのはアウトドアでは常識なのですが、バイクにもしっかりと当てはまりますし、風や雨から身を守ることもアウトドアウエアの得意分野だったりします。
パンツは手持ちのジーンズやチノパン、靴はスニーカーやワークブーツ。
これだとすんなりと街にも馴染めるんですよね。

いかにもライダー的な格好の中高年が街にいると違和感あるもんね
必要な物は後から付けたす
長距離のツーリング等、状況によってアウトドアウエアでは心細い状況が出てきたら、その時に必要な物を買い足せばいいのです。
じっくりと吟味しながら長く使える革製品を買い足していくなんていうのも良いかも知れませんね。
ちなみに私は長距離ツーリングなどを想定してバイク用ブーツを買い足しました。

普段着にも合わせやすいエンジニアタイプのブーツで、脱ぎ履きしやすいサイドジッパーがとても便利なデグナーを選びました。

まとめ バイクをもっと自由に楽しもう
安全性や社会的な見られ方(ライダーはこうあるべき)を考えてしまう大人な50代ライダーはついついバイク専用ウエアを考えてしまいがちです。
しかし、ストリート中心だったりふらっと近場をツーリングすることがメインなら、そんなに固く考えなくても良いと思っています。

それでいて、ここはやっぱり拘りたいという部分が出てきたら一つずつ買い足し、自分だけのオリジナル・バイクファッションを作っていけば良いのではないでしょうか。
こうやって考えていくと、バイクはもっと自由で安価に楽しめる趣味だと思います。
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