家庭菜園 牛糞と鶏糞ってどう違うの

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セミリタイア元年、節約のためにも家庭菜園に少し力を入れてみようと考えています。

これまでは何だか良さそうだからと牛糞堆肥や鶏糞堆肥をいい加減に使っていましたが、どうやらそれぞれに用法の違いや、適量というものがあるようです。

今回の記事では牛糞と鶏糞の効果の違い、使い過ぎや誤った使い方による悪影響をまとめてみました。

私と同じように何となく家庭菜園に取り組んでいたが、これからは少し収穫の質について考えていきたいという方にオススメです。

一緒に家庭菜園を少しずつ理解していきませんか。

牛糞と鶏糞の効果的な使い方

牛糞堆肥は土質改善が得意分野

牛糞堆肥は牛の糞尿にワラ・オガクズ・籾殻などを混ぜ込み発酵させたもの。

比較的肥料成分は少ないが土壌の保水性・保肥力が向上し土壌の微生物が活性化する等、土壌改善効果が高いのが特徴。

鶏糞堆肥は元肥・追肥が得意分野

鶏糞堆肥は鶏の糞を乾燥させたもので、葉を大きくする窒素、開花や結実を促進するリン酸、植物を大きくするカリがバランス良く含まれているのが特徴。

また鶏に貝殻を与えることからカルシウムも豊富に含まれている。

今回我が家で購入した発酵鶏糞は鶏糞を発酵させたもので速効性があり元肥にも追肥にも利用できるということです。

張り切って15キロ買いました

家庭菜園での注意事項

ホームセンター等で堆肥を買う際に、安くて量が多いものを選びがちです。

当たり前のように25リットルの袋に入っているものを選んでしまいましたが、我が家のような狭小家庭菜園だとキャパを超える量でした。

しっかり必要量を確認し残ったものは保存しておけば良いのですが、保管場所や臭いを考えると使い切りたいという衝動が起きてくるのです。

保管しておく場所もないこともあり、使い切りの一択ですよ

牛糞・鶏糞はたくさん入れれば良いというものじゃない

牛糞が多すぎると

土壌の改善を目的とするのであれば、1平方メートル当たり1キロ程度(元肥の場合は2〜3キロ)が適量で、多過ぎた場合にはリン酸とカリウムが過剰となり土壌病害や育成が生じるといわれています。

去年、土壌改善のために牛糞堆肥を投入したけど、ちょっと多かったかな?

鶏糞が多すぎると

元肥として使うのであれば、1平方メートル当たり0.5キロ程度が適量で、多過ぎた場合は窒素過多となり葉ばかりが育ったり病気の原因になったりします。

また鶏糞は直接根に触れてしまうとアンモニア成分の影響で作物に障害を与えるらしいです。

今年もやらかしてしまった

今回、学習して分かったのですが、昨年は牛糞の入れ過ぎ、そして今年は鶏糞の入れ過ぎです。

我が家の家庭菜園は約10平方メートルで購入した発酵鶏糞は15キロ、つまり約3倍量を使ってしまったことになります。

どうして毎度ちゃんと説明書きを読まないのか…我ながら呆れます

でも大丈夫。鶏糞を入れ過ぎた場合の対処法

施肥直後は化成並みに窒素を放出しますが、その後は有機肥料らしくゆっくりと窒素を放出するようになるようです。

なので、深めに耕して少しでも肥料成分を薄め、3週間くらい畑を寝かせて置いてから作付けすれば影響は抑えられるようなので、先ずは畑をひたすら深く耕し3週間大人しくすることとします。

元気な苗が市場からなくなってしまうのではないかと心配ですが、仕方ありませんね

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